300kmブルベに出た話

#ブルベ · 8min

新型コロナの大流行で外出自粛の雰囲気が強い(´・ω・`)

当然ロングライドもできなくてブログのネタも無いので前々から書きたいと思っていた去年SR取ったときの話を書くよ。

泉佐野300kmブルベのスタート

泉佐野300ってどんなコース?

泉佐野をスタート後、和歌山に入りそのまま龍神を通って十津川、五條を抜け再び泉佐野に戻ってくる普通の山岳系ブルベだ

だいたい8000mくらい登るコースで実は途中150kmほどコンビニなどが存在せず補給不可能になるという初見殺しのコースだったりする

このコースを切り完走できればSRが見えてくる

と先輩ライダーのIさんに教わっていたのでなんとかこなしたいと思っていたが実は2つ問題があった

膝が痛い!(´;ω;`)

年始の泉佐野200に参加した際に膝を壊しておりその膝が治りきっておらずいつ爆発するかわからない状態でした。

当時導入したばかりのパワーメーターを使ってだいたい200w以上の出力を出すとしばらく経ってから膝が爆発するということがわかっていたためパワーメーターを見ながら200wを下回るよう力をセーブする必要があったのです。

パワーが出ない分完走に時間がかかるため苦しむ時間が増えるので根性が問われることが出走前からわかっていたのでした。

愛称はおむすびn本来はレース中のペース配分などに使われる。nまさかメーカーも膝の痛み対策で使われるとは思うまい。
愛称はおむすびn本来はレース中のペース配分などに使われる。nまさかメーカーも膝の痛み対策で使われるとは思うまい。

電車がない!

もう一つの問題がこれ。

スタート時間が午前4時。スタート地点が泉佐野。

草木も眠るうしみつアワーに自宅から40kmも遠いところでの開催。

暖かい季節なら電車で行って公園で仮眠でも良いのでしょうが季節は4月になったばかり。

寒空の下、公園で仮眠など不健康極まる所業のためやむおえず自走で向かうことに。

スタート前からライトのバッテリーを消耗することに
スタート前からライトのバッテリーを消耗することに

午前1時に出て1時間半ほどかけて開催地点へ到着。

2年ほど前までこの辺に住んでたのでとても懐かしいりんくうタウンの景色
2年ほど前までこの辺に住んでたのでとても懐かしいりんくうタウンの景色
この時間でも明るい関西空港
この時間でも明るい関西空港
受付地点近くのコンビニで40km分のカロリーを補充
受付地点近くのコンビニで40km分のカロリーを補充

スタート

午前4時、ランドヌールは一斉にスタートする。

時間的に車も少なく、そして距離もあるためしばらくは固まっての走行となる。

このブルベで一つ楽しみにしていたのは開催時期が桜の季節だったこと、そして関西でも有名な桜の名所**山中渓 **を通るので夜桜を楽しめるんじゃないかなって思ってたこと。

ちょっと置いていかれたけど桜の撮影に成功した
ちょっと置いていかれたけど桜の撮影に成功した

撮影のために立ち止まってスマホを空へ向ける。

尾灯の赤いライトがどんどんと遠くへ行ってしまうので撮影が済んだらすぐに追いかける。

幸い登りだったのですぐに追いつく。

(実はこのとき禁忌の300wを出していたんだけど膝はなんとか持ってくれた)

自転車というのは面白いもので登りに入ると脚の合う合わないがはっきりわかる。

この後10分もしない内に集団がバラけ始めた。

山間部を進んで

3時間ほど走り夜明け。

日が昇ると自分が田舎道を進んでいることを思い知る。

朝の静けさと桜並木、そしてこの道を行けば次はどんな景色が待っているのか?

眠気も消えるほどのワクワクがある。
眠気も消えるほどのワクワクがある。

登攀の苦しさは少しも変わらないが立ち止まって写真を撮りたくなる。

積極的には止まらないけど可能な限りは記録に残していく。

海南の山間部を200w未満で粘って登攀していく。

山頂から少し下ったところで見た段々畑の風景はきっとご先祖が見た風景と何も変わらないんだろうなぁって感慨深いものがあった。

山間部の段々畑の風景

田舎にしてはきれいな路面を下っていくと龍神に至る山道が現れる。そしてまた桜並木。

今年は走れなかったけどこの道は本当にきれいだった。nまた走りたい
今年は走れなかったけどこの道は本当にきれいだった。nまた走りたい

桜並木を抜ければ十津川へ抜ける坂の登場だ。

もうひたすら登る。50kmくらいは登ッタと思う。

疲労困憊の状態でどうにか山頂へ到達すると今度は30kmの下りが始まる。

この下りはとにかく長く道も悪いためブレーキが壊れないか心配でしょうがなかった。

実はこの下り区間で一箇所だけ曲がりきれずにコーナー先のガードレールに突撃した。

このときはバイクは無事だったものの左腕に裂傷を負う。

スマホは圏外、山の中、落ちたら一発アウトというかなり危険な状態でこの程度の負傷で済んだことが奇跡案件だった。

やばい爺さん現る

150kmの地点を走っていたら後ろからやってきたおじいさんに追い抜かれてしまう。

ちょっと頑張って追いついて声をかけてみるとどうもおじいさんは僕より1時間後に出走したらしい。

「遅いやないか!」と言われたけどどちらかといえばおじいさんが速すぎるだよなぁ。

この後おじいさんについてこいって言われたので根性で後ろをついていく。

前に一人いるだけで速度の維持に必要な出力が一気に下る。ヘロヘロの状態だっただけに本当にありがたかった。

曰くおじいさんは60代らしく!?

とあるヒルクライムレースの年代別2位とからしく、ハイスペック爺さんだった。

そら早いよ…

日帰りできるブルベには積極的に参加していてブルベに参加すれば必ずご当地の何かを食べて帰るのを楽しみにしているらしい。

至・十津川

奇跡的に膝は無事なものの腕に負傷もあるし、太ももの筋肉はガッチガチになって痛いし本当にどうにかこうにか進んでるという状態でおじいさんに付いて行く。

どのくらい我慢したのか?時間の感覚もなくりつつあるなかでどうにか十津川村へ到着

十津川村に到着

おじいさんと道の駅で食事を取る

この時初めてブルベ中にゆっくり座ってご飯を食べるという経験をした。

道の駅で食べたうどん

再出発 ~ ゴール

うどんを食べたので道の駅を出発するもおじいさんが刻むペースについて行けず単独マイペースで進むことに。

途中、登りなのにリカンベント兄貴にも抜かれパンクにも会いながらどうにか十津川を抜けることに成功。

五條を抜けて紀の川を進んでいく最中、ジャージのポッケからスマホが転落!!!!!

画面がお陀仏してしまった…(´;ω;`)

画面が割れたスマホ

本当に運良くゴール受付でフォトコントロールの写真を提出できたので良かったけどもうちょっとダメージが大きかったら認定してもらえないところだった。

この影響でここから先の写真は無いんですがゴール間近に今度はサイコンも壊れてしまう…(´;ω;`)

今日は厄日だ。。。

それでも満身創痍になりながらゴール受付を済ませて電車でなんばへ。。

翌日は壊れたスマホの修理と壊れたサイコンの購入のためなんばに住んでる弟の家に泊めてもらうことにしたのでした。

この日発生したトラブル一覧

すごいトラブルだらけのブルベになったので何が起こったのか洗い出すと

  1. 下りコーナーを曲がりきれずガードレールに突撃する
  2. パンクする
  3. スマホを落として壊す
  4. サイコン壊れる

ガードレール突撃は本当に命に関わるからみんなも気をつけようね!